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「科学する野球」とは?

日本の野球は、伝統的にフォームを重視し、フォームさえ出来上がれば、という形式主義と精神主義(根性野球)が、野球を上手くすると考えています。
しかし、野球は運動ですから、運動の法則(物理)に支配されているので、この物理に照合して、野球に於ける動作を分析してみると、どのような動作が理にかなっているかがわかります。
単に体格の大きさの違いに基づくパワーの差ではありません。
この合理的な野球動作を修得することこそが、野球が上手くなる「コツ」なのです。

科学する野球とは、村上豊先生(1995年死去・77歳)によるアメリカの大リーガーの動作を分析し、
その裏付けとなる原理、原則を見つけ出し、合理的な野球動作を解明した画期的な野技術理論です。

(「科学する」とは、野球をプレーする上で、その動作が合理的であるかどうかを既に解明されている物理(例えば、どちらの動作が慣性モーメントが大きいか小さいかといったこと)によって判定し、動作の合理性を追求しようということであって、いろいろのデータを集め、それらを科学的手法で分析した上で仮説を実証して、「野球の科学」として野球理論を確立しようというのではありません。)



「科学する野球」     各書籍のご紹介


1984年に第1冊目の投手篇を始まりに、以後、打撃篇・守備、走塁、練習篇・実践篇・実技篇・
ドリル篇・トレーニング篇(上・下巻)のシリーズ全8巻がベースボール・マガジン社から刊行されています。
そして筑摩書房より、トレーニング篇の基礎となった科学する野球レッスンも刊行されています。
このような大ロングセラーとなった野球技術書は他に例を見ません。
多くの野球愛好者に支えられ読みつがれています。



〈打撃編〉 〈実践編〉 〈投手編〉 〈守備・走塁・練習編〉
〈実技編〉 〈ドリル編〉 〈トレーニング編・上巻〉 〈トレーニング編・下巻〉


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